すぐに始められるデトックス!アーユルヴェーダ式”舌みがき”の仕方について

舌苔とは、舌に溜まった老廃物のこと。
アーユルヴェーダでは、睡眠中に溜まった毒素が、舌に集まったものだと言われています。
この舌苔を毎朝取り除くことで、体内に毒素が入ってしまうことを防ぎ、デトックスされる他、口臭予防や歯周病予防にも繋がります。

毎朝デトックス:舌苔を取り除く方法

準備するものは、タングスクレーパーのみ。
もし、タングスクレーパーがない場合には、大き目のスプーンで行うことも可能です。

歯ブラシや舌みがき用ブラシも多々売られていますが、傷つけてしまうと逆効果を招いたり、ブラシの雑菌が繁殖してしまうという衛生面を考えるとタングスクレーパー購入をおすすめします。

<舌洗浄の方法>
・舌みがきをするタイミングは起床してすぐ、歯磨きの前に行いましょう。
毒素が溜まっている朝、飲み込んで体内に入れないように朝の歯磨き前が最適です。
(多くても朝と就寝前の夜2回にとどめて。し過ぎないようにしてね。)

1)舌を出してよく観察し、その日の健康チェックをします。
2)次にタングスクレーパーで、舌を優しく奥から手前へこするようにし。
3)真ん中、両サイドの3回ほど擦り取ります。
4)擦り取れた舌苔の色と量を確認します。
5)お水で2、3回うがいしすすいでください。
6)使ったタングスクレーパーはよく洗って、清潔な場所で乾燥させましょう。

毎朝の舌みがきと健康チェック

舌みがきは、舌苔が取り除けるだけでなく舌を観察することで日々の健康管理ができます。
舌は、体調を表します。
舌観察のポイントは、太さと左右の状態です。
舌がいつもより大きかったり、左右に歯型がついたりしているのは身体がむくんでいるサインです。

舌みがきを擦るにあたっての注意点

舌みがきをする際には、下記のことに気をつけるようにしましょう。

●しすぎは厳禁、やりすぎに注意する

どんなに舌苔が溜まっていたとしても、一日に何度もお掃除することは推奨されていません。
朝と夕方の2回までが良いと言われています。しすぎると、味覚が鈍るといわれています。
1日に何度も行うよりも、毎日続けることが大切です。

●タングスクレーパーで擦りすぎない

タングスクレーパーは、力を入れずに軽く舌を撫でる程度にしましょう。
擦りすぎて舌に傷がつかないように注意してね。傷から細菌繁殖、口臭悪化など逆効果を招きます。

●タングスクレーパーは、銀か銅の素材のものがおすすめ

舌みがき用として販売されている物は色々な種類がありますが、アーユルヴェーダでは銀製か銅製のものが推奨されています。
個人的には、銀と銅は殺菌効果があるなど素晴らしいのですが、お手入れが大変なのでステンレス製をおすすめします。

まとめ

今回は、アーユルヴェーダの医学書でも推奨されているタンスクレーパーを使用したデトックスについてご紹介しました。

寝ている間に溜まった毒素が体内に入り血管やリンパ管内にこびりついて血液やリンパの流れを阻害し体の不調に繋がってしまうところ、朝一番にタンスクレーパー舌みがきデトックスにより、口臭予防・歯周病予防・健康増進に向かいます。

回数のやりすぎや力の入れすぎに注意し、タングスクレーパーもしくはまだない人はスプーンで3回擦り取るだけ!とても簡単なのに重要なデトックスです。ぜひ毎朝の習慣にしてみてくださいね!

 

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